3年ほど前に、大阪に引っ越してきた。
このマンションのバルコニーは、メイン通りからよく見える。
その時からひとつ、引っかかっていたことがあった。
洗濯物をバルコニーに干している部屋が、少ないのだ。
ウチは毎日やたら洗濯物が多いので、逆によく目立つ。
全くバルコニーに干していない部屋も、いくつか見られた。
このマンションは新築で、若い夫婦の入居者が多い。
今の若い人たちは、室内に洗濯物を干すのだろうか。
それとも、大阪では外に洗濯物を干さないようになったのだろうか。
いつも疑問に思いながら、マンションを眺めていた。
洗濯にかかる時間をなんとか短縮できないだろうか
現在、私自身が洗濯することは、滅多にない。
たまにすることがあっても、全て洗濯機がやってくれるので問題はない。
だが問題は、洗濯物を干すことだ。
何と面倒くさいことだろうと、いつも思っていた。
あと、洗濯物を取り込むのはそれほど苦ではないのだが、畳むのが大変だ。
ウチには全てのものに各々決まった畳み方があるので、なおさら厄介だ。
毎日のことなので、何とかもっと簡素化できないものだろうか。
そう考えている時に、洗濯機の調子が悪くなってきた。
乾燥機の威力
そろそろいいタイミングかとも思い、買い換えることにした。
毎日使うものなので色々検討して、パナソニックに決めた。
奥さんは乾燥機までは必要ないといっていたが、現在この機能が一番役に立っている。
現在、もうすでに生産中止になっていた。
新製品が出ているので、仕方がないことだろう。
メーカーも大して性能も変わっていなくても、定期的に新製品を投入しなければならない。
悪しき弊害の一つだ。
この乾燥機を使ってみて感じたのは、思ったほど衣服は縮まない。
色々な衣服で試してみたが、ほぼ問題はない。
ガスを使う「乾太くん」に比べると、時間はかかるだろうが、
エコナビが入っているので、思ってたほどの時間もかからない。
あと、タオルが新品の時よりも、フワフワになるのだ。
これには本当に驚いた。
ただ、本体の出っ張りが多く、思ったより大きいので場所を取る。
ウチは洗面所が少し大きめなので、何とか入れることができた。
ドラム式を購入したが、部屋の中まで入らなかったので返品した人もいるらしい。
購入する際には、注意が必要だ。
扉も前に開くので、狭い洗面所だと圧迫感があるかもしれない。
そこそこの存在感だ。
洗濯物を干さなくていい
乾燥機があったら、洗濯物を外に干さなくていい。
乾燥機を買うまで、このことに気がつかなかった。
これが他の部屋で、バルコニーに洗濯物を干していない理由だった。
新しいマンションなので、洗濯機を買い換えた家庭が多かったのだろう。
天気や時間に関係なく、いつでも洗濯ができるメリットは大きい。
例えば翌朝早く出かける場合、晩のうちに洗濯ができるのだ。
家事の中でも掃除、洗濯、食器洗いにかかる時間を、何とか減らす事はできないかと思っていた。
料理は自分で作っている限り、ある程度時間がかかるのは仕方がない。
掃除に関してロボット掃除機を使うことを提案したのだが、一蹴された。
根本的に、信用できないそうだ。
食洗機の威力
このマンションに移った時、食洗機は最初からビルトインされていた。
以前から奥さんに、食洗機は欲しいと言われていた。
だが、台所に置くスペースがなかったので、購入を見送っていた。
しかし実際使ってみると、確かに便利だ。
ランニングコストも、安くなってきている。
今の新しいマンションには標準装備されているのが納得できる。
もう冷蔵庫や洗濯機と同じぐらい、必需品になっているのだろう。
私も一人で住んでいる時は、極力食器は使わないようにしていた。
買ってきた惣菜はそのままトレイを活用して、新たに皿は使わない。
できるだけ大きな皿を使って、一つの皿に全てをのせる。
食器を洗うだけならいいのだが、その後拭きあげて元の場所に戻すのが面倒くさい。
だから水切りカゴに入れたまま、放置していた。
結局、次の日も使う食器は全く一緒だ。
拭きあげて棚に戻すのは、二度手間にしかならない。
食洗機を初めて使う日の晩、そのあまりの大きな音に驚いて目が覚めた。
夜中にタイマーで使うことを聞かされていなかったので、とても敏感に反応してしまった。
だが、その事実がわかったら、次の日から全く気にならなくなった。
どんなに大きな音でも、それが何の音か理解できていれば、目が覚めないものなのだ。
新製品はフルモデルチェンジらしい
今年の新製品は様々な点が改良されており、相当パワーアップしている。
今回、窓パッキン部分の自動洗浄が搭載された。
ウチの奥さん曰く、これが一番ありがたいそうだ。
あと価格設定が、前モデルよりも安くなっている。
但し、値引き交渉はできないと、家電量販店の店員さんが言ってた。
ドラム式洗濯機が登場してから、どんどん価格が上がってきたような気がする。
もうこれ以上価格が上がったら、一般の家庭では購入対象にならない。
時間が経てば、少しずつ価格は下がるだろうし、ポイントで対応することもあるだろう。
しかし、実質価格の設定を抑えて値引きはしないというのが、今後の主流になるのかもしれない。