とにかく短期に集中してできる、TOEICの参考書が欲しかった。
ただ、TOEICに関する参考書は本屋に溢れていて、なかなか一つに絞れない。
そんな中、ある一冊の本が目に留まった。
中村澄子氏にハマる
「1日1分レッスン!」という響きが良かった。
何だか、無理せず始められそうだ。
一問一答形式で、とにかく斬新だった。
これだけ手軽にできるTOEIC本は、この時珍しかった。
本当にちょっとした合間にできて、本の大きさも使い勝手がいい。
面白くて続けやすいので、みるみるハマっていった。
1日1分レッスン!シリーズを買い漁る
調べてみたら、「1日1分レッスン!」はシリーズ化されていた。
とにかく片っ端から購入して、問題を解いていった。
これらの中でも「英単語、これだけ」シリーズは、単語の意味を問う問題だった。
いかに自分が曖昧に単語を覚えているのかを、再認識させてくれた。
微妙なニュアンスの違いで、うろ覚えの単語が意外に多かった。
納得できなくて辞書で調べてみたら、やはり自分の勘違いだった。
でも、それぐらいの違いはどうでもいいように思ってしまう。
それがいけないのだろう。
思い込んでしまうと、意固地になってしまい、融通が利かなくなる。
注意が必要だ。
千本ノックシリーズもあった
「1日1分レッスン!」も新しいシリーズに入った。
「千本ノック」シリーズだ。
何だかうまく乗せられたようで、ついついシリーズ6まで買ってしまった。
この後もシリーズは続いていたが、さすがにもうパターンを変えたかった。
(今は、「炎の千本ノック!」シリーズになっているようだ。)
やはり間違う箇所は、いつも一緒
とにかく参考書は、全て3周してみよう。
そうすれば、自分の弱点がわかるのではないかと思ったのだ。
すると自分の間違えるパターンが、ある程度決まっていることに気がついた。
その問題を集中的に繰り返して、覚えればいいのではないか。
上の13冊から、何度も間違える問題を抜き出してまとめてみた。
そして、単に問題を解くのではなく、なぜ間違えたのかを理解し、覚えるようにした。
しかし、それでも覚えられないものもあるし、時間が経てば忘れるものもある。
結局何度も繰り返すしか、方法はないのだ。
テクニックの必要性も感じ始めた
しかし、「1日1分レッスン!」では、TOEICの特定の部分しか対応できていない。
そこで中村澄子氏の他の書籍も当たってみた。
「リーディングの鉄則」は、リーディングセクションで使うテクニックをまとめている。
ただ、「長文編」での問題は、ややレベルが高いような気がする。
「3カ月で〜」は、勉強法や参考書の選び方、ノートの取り方を説明している。
「135のヒント」では、TOEICに対する心構えが書かれている。
基本的には、Part5&6への対策がメインになっている。
これらのパートは得点源になるのだが、奥が深いのでいくらやってもキリがない。
しかしこれでは、長文やリスニングへの対応が不十分だ。
そこで特に思ったのは、長文への対策だった。