還暦から始めるTOEIC860点への道 「究極のゼミ」シリーズ

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「究極のゼミ」シリーズ

TOEICを受験してみて一番感じることは、Part 7への時間配分だ。
どれだけ工夫しても、全然時間が足らない。

早く読んだり、端折ったりすると、内容が理解ができない。
当然設問の意図がわからないので、正解するはずもない。

とにかく本文の内容を理解しようとすると、ますます時間が足らなくなる。
また、時間をかければ正解するかと言えば、そうでもない。

どれだけ頑張っても、Part 5 & 6に費やす時間は20分を切れない。
何とか残り55分で、Part 7をやり切る方法を考えないといけない。

まずはPart7対策の必要性を感じる

Part7は普通に頭からやっていても、時間が足らなくなる。
それも少々ではない。圧倒的にだ。

ここはやはり対策が必要だと思い、書店で色々探してみた。
その時目についたのが、この本だ。

設問をタイプ別に分け、それぞれ解説している。
「講義」で知識を得て、「例題」で確認し、「練習問題」に挑む。

この手の参考書には大切なことだが、解説がとても丁寧だ。
なぜその選択肢が正解なのか、ほぼ納得できる。

問題数も豊富で、解きながらパターンが理解できる。
単語も「注」で、マメに説明してくれている。

巻末にはミニ模試が、二つ用意されている。
実戦と同じ54問で、目標タイムは55分だ。

問題を解いていていつも思うのは、「読めているのに間違える」ことだ。
自分では理解しているつもりなのに、答え合わせをすると間違っている。

だいたいこのような時は、どちらも正解でもよくないかと思ってしまう。
しかし解説を読むと、選択の余地なく正解は一つだ。

別の参考書では、「日本語で問題を解いても、全問正解できないから」と書いてあった。
なるほど、確かに日本語でも、55分でこの問題を完璧に解くのは難しいかもしれない。

結局は英文を読むスピードが遅くて、日本語の読解力が足りていないのだと思っている。
これらはこの先もずっと意識して、勉強していかなければいけない課題だ。

シリーズものを一つ買うと、別のやつも気になってしまう

Part 7が一通り終わり、次に苦手なパートの書籍を購入した。

特に、図表に関する問題には、苦手意識があった。
どうやら図表を見ながら、瞬時に判断するのが不得手のようだ。

あと、長い会話の場合、一度話が飛んでしまうと修復できない。
そんな時は焦らず何もなかったかのように、聴き続けることらしい。

コラムで、選択肢を早く読む練習もある。
要は、「訳さずに読む」ことだ。

一番得点源になるのはPart 5 & 6

という記事を見かけたので、思わず購入。

この二つのセクションでは、20分以上かけれない。
「迅速にあきらめることも重要な時間管理のスキル」だ。

この「迅速」という言葉が重要だ。
これがどうしてもサッとできない。

スッと解ける問題もあるが、やはり躓く問題の方が多い。
その時の対応なのだが、なかなか諦め切れない。

どうしてももったいなくて、また問題を頭から読み直してしまう。
もちろん、一度でわからなかったので、二度目もわからない。

自分ではもうほとんど答えが出かかってると思っているので、諦めがつかない。
この問題だけは見過ごしてはダメだと思ってしまう。

後の問題で時間を短縮しようと思うのだが、結局は一緒。
次の問題も2回、3回と読み直してしまう。

そういった意味ではPart 5で、いかに時間を稼ぐかが大切になってくる。
結局、「あきらめ力」を鍛えるのが一番かもしれない。

もうここまでシリーズを揃えたので、、、

Part 2 & 1はついでに買った感じだ。

2 & 1という並びになっているのも、内容の7割以上がPart 2 に割かれているからだろう。
Part1は本当に申し訳程度に、後半につけられている。

Part 3 & 4の半分ぐらいの厚さで300円安いだけなので、コスパはあまり良くない。
もう少し安くしてもらえれば、早めに買えたのにと思ってしまう。

ただ、意外とPart 2には、「難問」や「変な問題」が多い。
Part 1は「不自然な描写」も出てくる。

やはり対策を立てておくことは必要だろう。

たくさん問題を解いて、たくさん英文に触れる

結局は問題にたくさん当たって、勘を磨くことが大切だ。
模試を何度もやってみるのも、いいようだ。

たまに模試を2、3回やったら内容を覚えてしまって、もう使えないという人がいる。
そういう人は別の問題集に取り組めばいいと思うが、私は10年ぐらいは続けられそうだ。

だいたい年に一回ぐらいのペースでやり直しているのだが、覚えていると感じる問題はほとんどない。
前回に比べ、少し解ける時間が早くなった程度だ。

間違える箇所は毎回変わるのだが、トータルの正解率はほぼ一緒だ。
それがTOEICの受験の結果と符合するので、やはり実力なのだろう。

模試をやるもう一つのメリットは、2時間集中できる精神力を養えることだ。
若い時には普通のことかもしれないが、歳を取るとこれがなかなか難しい。

やり終えた時にはドッと疲れが出るが、えも言われぬ爽快感がある。
この感覚を味わうだけでも、やる価値がある。

模試をやるだけなら2時間で済むが、答え合わせに時間がかかる。
しかし、これをやらないと身につかないので、端折るわけにはいかない。

このシリーズの模試用のマークシートは、全て巻末に用意されている。
ダウンロードセンターからも入手できるので便利だ。

ダウンロードセンター|アルク

こんな感じで音声からマニュアルまで、全てが無料でダウンロードできる。
アルクのこの手のサービスは徹底していて、本当に素晴らしい。

アルクのダウンロード
マークシート用紙

このようなフォローが充実している点でも、アルクの書籍は安心して使える。

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