還暦から始めるTOEIC860点への道 英単語はどこまで覚えるのか

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どこまでやってもキリがないのが、この英単語だ。
その上、覚えたつもりでも、すぐに忘れる。

どうやら860点を目指すのなら、10,000語が必要らしい。
具体的に覚える単語がわからないし、リストがあるわけでもない。

どれだけ覚えたら、いいのだろう。

最初は知らない単語が出てくるたびに、ノートに書いていた

これは昔からそうしていたので、今でも継続している。
書き出すだけでなく、辞書で調べた項目も追加している。

単語ノート

こうやって単語を覚えてきたのだが、これではインプットが圧倒的に少ない。
日々覚える単語数が、少なすぎるのだ。

特にTOEICには独特の傾向があるので、それに合わせた勉強が必要だ。
TOEIC専用の単語帳を使った対策が、必須になってくる。

単語帳を使っての大学受験

思い返せば、初めて単語帳と呼べるものを買ったのは、これがはじめてだった。
高校生の時、大学受験用にと従兄弟の兄さんに勧められたのだ。

調べてみたらいまだに販売され、版を重ねていた。
驚きのロングセラーだ。

40年以上前、試験に出る順番に並んでいるというのは、衝撃的だった。
何の関連性もなく、頭から丸覚えしていくのだ。

今ならとても無理だろうけど、高校生の時は丸暗記が可能だった。
何度も何度も忘れては、覚え直していた。

何とか覚えようと、とにかく必死だった。
電車の中でも見れるように、バラバラにしてホッチキスで止めて持ち歩いていた。

受験が終わったあと、年下の従兄弟にあげた。
彼はお守りがわりとして、試験場に持って行ってたらしい。

社会人になってから語彙力の不足を感じる

社会人になってから英語の勉強を再開して痛感したのは、語彙力の不足だ。
全く知らない単語が多すぎて、文章が読み続けられない。

普通、一段落に三つ知らない単語があったら、その英文は理解しにくいと言われている。
なのに、ワンセンテンスで三つ以上見たことのない単語が、平気で出てくる。

これほど知らない単語があることに、本当に驚いた。
今までの勉強は何だったんだ。これではお話にならない。

必要最小限の英単語を、とにかく覚えないことには始まらない。
そう思い購入してのが、Core1800だった。

Core1800

多分当時お金もなかったので、よく調べてから買っているはずだ。
短い例文ではなく、文脈から英単語を覚えるというコンセプトが気に入ったのだろうか。

一通りやったみたいだが、全然印象に残っていない。
アンダーラインや発音記号などの書き込みもあるので、ちゃんと勉強しているみたいだ。

この少し長めの例文が、当時の私には難しかったのかもしれない。
理解できていなかったから、記憶にも残っていないのだろうか。

ver.2まで発売されたようだが、今は1900にパワーアップしている。

そこでいまいち相性が良くなかったようなので、別の単語帳を探してみた。
その時に評判が良かったのが、DUO 3.0だった。

例文は短いのだが、どちらかというとこちらの方がしっくりきた。
やはり相性というのは、あるのだろうか。

最初に一度ひと通り最後まで読んで、分からないところを何度か見直した。
それでもあとは仕事中の車の中で、聞き流す程度だった。

どうも英単語の暗記は、すぐに飽きてしまう。

TOEIC専用単語帳

最初にTOEICと銘打った単語帳を買ったのは、多分これだった。

これは結構気に入って、何度も読み直した記憶がある。
単語を、「頻出3000語」に絞ってある。

基本的にTOEIC860点までの人を対象にしている。
860点以上の人は、「8割程度は周知のはず」と書かれている。

たまたま本屋で、同じ著者の同じような書籍を見つけて購入した。

当時、ネットで海外のニュースをたまに観ていた。
それにつられて買ったのだろう。

ニュースは万人に向けて発信されているので、内容は分かり易いということだった。
しかし、内容よりも何よりも、単語が難しかった。

だいたい話すスピードが速いのだから、知っている単語でも聞き取れない。
その上聞いたこともない単語がどんどん出てくるのだから、理解できるはずがない。

これも、「最重要語3000」に絞っている。
TOEIC版とあまり被らずに、選出しているようだ。

TOEIC試験直前に不安になって

試験前に、また英単語帳を買った。
TOEFLテスト用の単語帳なのだが、色々なサイトで評価が高かった。

ランク2から名詞以外の単語には、例題が一つついている。
だが、基本的には頭から単語を覚えていくパターンだ。

しかし、この例文がよくできており、単語の意味がスッと頭に入ってくる。
出来れば名詞にも例文がついていればと思うほどの出来栄えだ。

どうやら例文を音読しながら覚えるのが、おすすめのようだ。

楽しく覚える

いったい、いつまで英単語の勉強をすればいいのだろう。
どこかで一度、ケリをつけたいと思うのは、私だけだろうか。

日本語でもそうだが、今更改めて一つひとつ単語の意味を確認しない。
でも、昔は知らない単語が出てきたら、辞書を引いて調べていた。

その後ノートに書いて、覚えようとしていた。
だが、いつから曖昧な単語を、スルーするようになったのだろう。

今は以前に比べると、本当に簡単に調べ物ができる。
ネット上であれば、3クリック以内で意味がわかる。

便利になったのだから、使わないと損だ。
まだまだ調べなければならない英単語は、たくさんありそうだ。

どちらにしても長い付き合いになるだろう。
それなら楽しくやらなければ、つまらない。

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