久々に花粉症を発症したら、前回よりも症状がひどかった

Miscellaneous notes

朝起きた時から、嫌な予感がしていた。
何だか、くしゃみが出そうで出ない。

「あれ、始まったかな」とは思ったのだが、薬は飲まなかった。
というか、この時点で飲んでももう遅い。

でも今回は、いつもと違っていた。

始まりはいつも突然に

まさに、まさかの花粉症の発症。
驚きしかなかった。

と言うのも空気清浄器を買ったばかりなので、いささか安心していた。
しかし、油断はしているつもりはなかった。

コロナ禍になってから、外出時は必ずマスクをしていた。
マンション内でも、ゴミを捨てに行くときでさえマスクはしていた。

この2年間、夜の外食も一切していない。
昼食もここ2ヶ月ぐらいから、たまにするようになったが、店を選んで感染には注意していた。

いったい、どうしてこんなことになったのだろう。
何だか、情けなくなってきた。

いつもと同じことの繰り返し

一旦発症してしまうと、あとはいつもと同じだ。
鼻水がずっと止まらない。その後、涙も止まらなくなる。

鼻をかんでもかんでも、鼻水は止まらない。
でも、次々に鼻水が流れてくるので、かまずにはいれない。

花粉症用の柔らかいティッシュで優しくかむのだが、すぐに鼻が真っ赤になる。
鼻の周りもカサカサになって、だんだん痛くなってくる。

涙も出る量は多くないのだが、絶え間なく流れ続ける。
夕方になると、目が開けていられない程目の周りが腫れてくる。

いつもと同じ症状だ。

意外と効果のある鼻洗い

前回、花粉症になった時、意外と役に立ったのが鼻洗いだ。

あくまでも一過性の効果しかない。
その上、これで完治するわけではないのだが、それでもとても助かる。

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若い時はどうしようもなくて、お湯を鼻に通していた。
しかし、痛くて我慢できたものではなかった。

それも両方の鼻を一気に通していたので、なおさらだ。
今から思うと、何の知識も情報もない時代だった。

あと、鼻にティッシュを詰めるのも、意外に効果がある。
これはある程度時間がたって、鼻水が出る量が減ってきてからやった方がいい。

鼻水は時間が経つにつれて、出る量が減ってくる。
そして粘着性も落ちてきて、サラサラになってくる。

すると、こちらが意図していないタイミングで、鼻が垂れ出してくる。
つまり、鼻が垂れているのに、本人が気が付かないのだ。

これは本当に間抜けな話で、見ている方は吹き出してしまう。
何せ話をしている最中に鼻が垂れ出したのに、当の本人が気が付いていないのだから。

それと、これは人によるかもしれないが、鼻水が出るのはだいたい片側だけだ。
私の場合、涙が出るのも左だけだ。

だから左鼻にティシュを詰めれば、基本的に鼻水は垂れない。
そして鼻水でティッシュがいっぱいになったら、新しいのに差し替えるのだ。

花粉症との長い付き合いの始まり

私が花粉症になったのは、中学生の時だ。
もう50年近く前の話だ。

まだ花粉症というものが、世間に認められていない時代だ。
なぜ自分だけがこんな辛い思いをするのか、理解できなかった。

その当時体が弱かったので、そういうものかと諦めていた。
少なくとも私に周りに同じような症状の人は、誰一人いなかった。

学生の頃はハンカチを3枚ほど持っていって、授業中ずっと鼻を押さえていた。
すぐびちょびちょになるので、洗って使いまわしていた。

それが高校を卒業した途端、全く症状が出なくなった。
理由はその時全くわからなかったが、次第に花粉症で悩んでいたことすら忘れるようになった。

それから20年以上経って、突然発症した。
最初は普通の鼻風邪だと思い、それほど気にしなかった。

しかし、鼻水は止まらないし、熱はない。
間違いなく花粉症の症状だ。

引っ越しもしていたので、環境の変化かとも思った。
だが、北陸エリアに住んでいたので、逆に花粉量は少ないはずだ。

加齢のせいで体調が変化したのだろうか。
いろいろ考えてみたが、理由はさっぱりわからない。

ただ、自分なりに考えて一つだけ思い当たる節がある。
タバコを吸っていた間だけ、発症していないのだ。

もちろん、たまたまかもしれないし、何の根拠もない。
ただ、そう思って周りを見渡すと、花粉症になっている人は非喫煙者が多いような気がする。

年々症状がひどくなっていく

今回の発症で一番困ったことは、夜眠れなかったことだ。
こんなことは、今まで経験したことがない。

鼻の周りを中心に、顔が痛くて眠れないのだ。
それも、どんどん痛くなってくる。

酒を抜いたのも、悪かったのかもしれない。
最初から寝付きが良くなかったことも、後押ししているのかもしれない。

そうこうしている内に、食洗機が動き出した。
タイマーで夜中の3時ごろに動くように、セットされているのだ。

このままではまずいなと思っていたら、だんだんと痛みがひいてきた。
そしていつの間にか、眠りについていた。

朝起きてとりあえず鼻水は止まった。

今回は朝起きるのが、ちょっと怖かった。
昨晩の症状が続いたら、病院に行くつもりだった。

何とか鼻の周りの痛みは治ったようだが、まだなんだか違和感が残っている。
いつまた発症するか、予断を許さない状況だ。

相変わらず涙は少しずつ出て来て、乾いた目尻が痛い。
何とかこの状態だけでも、改善できないものだろうか。

目元を冷やせばいいのではないか

何か冷やすものはないかと考えていたら、テレビでアイシングの場面が写っていた。
なるほどアイシングバッグか、昔の氷のうを使えばいいのだ。

ネットで調べたら、1,000円程度で購入できる。
但し、到着するのは早くても明日以降だ。

何とか今、対処できるものはないものだろうか。
すると奥さんが、「保冷剤を使ったら」と言った。

保冷剤とタオルハンカチ

ちょっと見にくいが、タオルハンカチの上に保冷剤をのせている。
保冷剤をタオルハンカチで巻いて、目尻に当てるのだ。

保冷剤を巻いたタオルハンカチを目元に当てる

これが冷たすぎず、ちょうどいい塩梅なのだ。
ただ、これでは片手が常に使えなくなってしまう。

何か固定する方法はないものかと考えていた時、ふと思いついた。
奥さんが顔を洗う時に使っている、頭に巻いているやつだ。

ヘアターバン

これは、ヘアターバンというらしい。
うちで使っているやつは、景品で付いてきたものらしい。

値段はピンキリだが、百均でも販売されている。

装着すると、こんな感じだ。
意外としっかりしており、ずれ落ちてくることもない。

ヘアターバンを頭に巻いてみる

おかげでアイシングバッグは買わずにすんだ。
年に一回使うかどうかだったら、手持ちのもので対応できればその方が助かるというものだ。

今後は、まずは予防を第一に、そして発症したら早めの対応を心がけていきたい。

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