多分、コロナがこれほど騒がれる前になると思うので、2年ほど前だった思う。あさりうどんが食べたくて、自宅から一番近い丸亀製麺に行った。
わたしはいつも春になると、丸亀製麺の「あさりうどん」を食べに行っていた。あさり好きということもあるが、ここのアサリの量が半端ない。その上、濃厚なあさりの出汁がうまさを引き立てる。
その時も発売されてすぐに行ったのに、注文時に「売り切れです」と言われた。初めから扱いがなかったのか、それともたまたま品切れしていたのか分からなかった。
というのも、それ以上こちらから聞かなかったからだ。それほど対応した店員の態度が横柄だったので、聞く気になれなかったのだ。
そのせいもあってか、その店から足が遠のくようになった。そのうちコロナ禍で外食自体を控えるようになったので、ますますその店に行くことがなくなった。
2年ぶりの丸亀製麺
やっと近頃、コロナ禍も収まってきたので、昼食ぐらいは外でとるようになってきた。朝から車で出かけた時などは、外食できるととても助かる。
今までなら一度家に帰って、家で昼食を作らなければならなかった。どうしても時間的に無理な場合は、コンビニで弁当を買って、車の中で食べていた。
ウチの奥さんがコロナに敏感に反応してしまったため、どうしても他人と同じ空間で食事することができなくなってしまった。最近やっとコロナも落ち着いてきたので、渋々ではあるが外食に付き合ってくれるようになった。
今回も次に予定していた店に行く前に、昼食を済ましておこうということになった。そうなると流れ的に丸亀製麺で食べるのが、一番ロスが少ない選択だった。
あまり気が進まなかったが、わざわざ別の店を探すのも億劫だった。しぶしぶではあったが、丸亀製麺に入ることにした。
夏場なのにあさりうどんがある
店に入る前に表のメニューを見ていたら、「あさり冷うどん」が目に付いた。「なんだ?夏なのにあさりがあるのか」と思いながらよく見ると、「好評につき売れ切れ」となっていた。
なんともこの店ではつくづくあさりとは縁がないものだと、呆れてしまった。よく見ると「カレーうどん」も「好評につき売れ切れ」になっている。「カレーうどんが売れ切れになることもあるんだ」と、ちょっと不思議な気持ちになった。
店内に入ってみると、中のメニューでは「あさり冷うどん」は売れ切れになっていない。もちろん、カレーうどんもだ。
おそるおそる聞いてみると、商品はあるそうだ。とても怪訝そうにジロジロ見られながら、店員にそう言われた。いったい何なんだ、この店は?
あさりうどんの美味しいいただき方
多分、どこかのネット記事で見かけたのだと思うのだが、ご飯にあさりをのせて食べると無茶苦茶美味しいのだ。初めて真似して食べた時には、ちょっと感動ものだった。
用意するものとしては、下記の通り。
- あさり冷かけ
- 白ごはん
- 明太子
- ネギ(多め)
- 天かす(少々)
- 生姜
まず、わかめを白ごはんの上にのせ、さらにその上に剥いたあさりをのせていく。わたしは全てのアサリをのせる。
その作業をしている最中にお腹が空いてくるので、うどんを素うどん状態でいただく。あさりの出汁がよく出ていて、とても美味しい。
そして、ネギと少々の天かす、生姜をのせ、最後に明太子をトッピングして完成。
白ごはんがあたたかいので、全体的にも冷たくなりすぎずにちょうどいい加減だ。出汁がよく効いていて、とても食べやすい。
「あさり冷うどん」は7月下旬まで販売されるそうだが、なくなり次第終了となるので、興味があるなら早めに言ったほうが良さそうだ。
今年は20種の冷うどんが用意されている
特に人気なのが「鬼おろし」シリーズのようだ。
確かに周りを見渡してみても、この「鬼おろし」シリーズを注文している人は多かった。鶏からは遠目に見ていても、とても大きかった。
限定品はお得感があり、いつでも大人気だ。