開封の儀:WindowsパソコンからMacBook Airへ

Home appliances

この数ヶ月前から、奥さんのWindowsパソコンの調子が悪い。なかなか立ち上がらなかったり、頻繁に固まったりする。そして、その頻度が増してきた。

まだ買ってから3年ほどしか経っていないのに、明らからに調子が悪くなってきている。買い換えるには、まだ少し早いような気がするが、そうも言っていられなくなってきた。

というのも、ACアダプターとDCジャックとの接触が悪くなってきたからだ。どうやらDCジャックの方が悪いみたいだ。調べてみると交換するのには、そこそこの金額がかかりそうだ。それなら買った方が安くつくだろうという、いつもの展開になった。

いつものジョーシンへ

先月リニューアルしたので、売り場のレイアウトも大きく変わり、取り扱い品目も変わったようだ。今まではMac製品も置いていたのだが、いっさいなくなってしまった。

わからないでもない。ジョーシンでMac製品を買う人は、そんなにいないのだろう。iPadなら触っていた人も見かけたけど、MacBook関係に興味を持っている感じの人は見たことがない。

奥さんはWindowsしか使ったことがないので、どちらかというとWindowsをご所望だ。ただ、いろいろ眺めていたみたいだが、どうも気に入ったマシンが見つからないようだ。

Windowsマシンの値段の高さに改めて気付かされる

わたしも一緒に見ていたのだが、スペックの割には値段が高すぎる。わたしも今まで何台もWindowsマシンを買ってきたが、こんなに値段が高いと感じたことはなかった。

デザインも昔からあまり変わっていないように思える。その上メーカーごとの特徴もなく、どれを見ても同じような感じで画一的だ。メーカーのロゴがなければ、どこの製品か区別がつかない。

あと、決定的だったのは、レッツノートが置いていなかったことだ。これには少々驚いた。これだけのWindowsマシンを置いている中で、レッツノートを選ぶ選択肢がないとは。

わたしはMacを買うまでは、ずっとレッツノートが欲しかった。ただ、どうしても値段的に折り合いがつかずに、購入までに至らなかった。

パソコンは毎日使うものなので、見た目や触り心地はとても大切な要素だ。だいたい自分が気に入らないものを買う必要はあり得ない。

わたしは現物を見もせずにモノを購入することに、まだまだ抵抗がある。それでは一応Macも見て触ってみようということで、日を改めてヨドバシに行くことにした。

意を決してヨドバシへ

9時30分のオープンと、ほとんど同時に入店。平日にもかかわらず、どんどんと来店客が増えてきて、みるみるフロアーに人が溜まり出した。

直接アップルのコーナーに行ったのだが、われわれ以外に客はいなかった。すぐに担当者が寄ってきたが、「大丈夫です」と言って、しばらくゆっくり見ることにした。

パソコンなどは特に見た目や触感を大切にしないと後悔する。価格や機能だけで選んでしまうと、必ず飽きてくるし、嫌になってくる。

奥さんもしばらくは実機を触っていたが、どうやら何を買うかは最初から決まっていたようだ。

iMacかMacBook Airかの二択

わたしが MacBook Proを使っていることと、奥さんはそれほどハードにパソコンを使わないことを考えると、選択肢はiMacかMacBook Airの二択に絞られる。

わたしとしてはiMacが欲しかった。24インチのサイズ感の良さといい、コストパフォーマンスといい、軽さやデザインといい、文句のつけようがない。

ただ、奥さんはどうも気に入らないようだ。どうやらiMacの大きさに引っ掛かっているみたいで、「置く場所がない」と言う。

うちで何かものを買うときに出てくるハードルのひとつに、置く場所を先に確保すると言うのがある。これをクリアできないものは、購入されることはない。

今回のiMacは確かに薄くて軽くなったが、持ち運びに関してはMacBook Airには勝てない。折りたたんでしまえて、場所も取らない。

使う本人が納得しないと仕方がないのだが、わたしも使う気でいたので、なんだか諦めがつかない。だが、それを吹き飛ばす事実が判明した。

まさかのiMacは店頭在庫なし

人気がありすぎて、在庫が全くないらしい。これだけの規模の量販店で、在庫が全くないということに驚いた。最初から一択だったのだ。

そうなると話は早い。色とスペックを確認して、すぐさま購入した。近頃はカスタマイズの選択肢も減っているので、色とスペックさえ好みに合えば問題はない。

まあ、ヨドバシならポイントがつく分だけ、お得なのかもしれない。

初めての開封の儀

アップ製品は、外箱から美しい。

箱を開けても美しい。

中身はいつものように、至ってシンプル。必要なものしか入っていない。

電源を入れると、すぐに起動した。

わたしの持っているMacBook Air2010と比べると、一回りほど小さい。

データ移行もとても簡単にできるようになっていた。ただ、今回はあえてデータは移さず、まっさらの状態でいちから使うことにした。

全てのデータをまるまる移行すると、使いもしないアプリや、必要のないデータまで大量に移される。環境はそのまま移行されるので便利なのだろうが、無駄が多すぎる。

最近では、クラウドを活用することが増えてきたのでなおさらだ。いい機会なのでパソコンの中身の棚卸をしてみるのも、ありかもしれない。

7月1日よりアップル製品が一斉値上げ

アップル製品が7が1日より、円安の関係なのか大幅値上げになった。もちろん、このM1チップ搭載MacBook Airも、2割前後上がっている。

M2チップ搭載のMacBook Airに至っては、恐ろしい価格設定だ。もう完全に別モノという感じだ。スペックは良くなっているので値段が上がるのは仕方ないにしても、いささか上がりすぎではないだろうか。

円安を考慮に入れても、度を越している。実際、マックブックエアーを買うのも、M2チップ搭載型が出るまで待とうかとも考えていた。

しかし最初にも書いた通り、今使っているWindows機の状態が限界に近づいており、待ってる余裕がなかったからだ。結果的には、早めに買ったことが正解だった。

そしてこの1ヶ月前に、奥さんのiPhoneを買い替えている。6sなのだが、今まで大した不具合もなく、サクサク動いていた。しかし最近さすがにwi-fiの繋がりも悪くなってきたし、何より今年でサポートも終わるということもあり、買い換えることにした。

これも結果的には大正解だった。どちらにしてもサポートが切れる前には買い替えたかったので、絶妙なタイミングだった。

もしMacBook AirとiPhone13を7月以降に買っていたらと思うと、ゾッとする。全く同じものなのに、2割以上高くなっているのだ。元の金額が大きい分、差額もデカい。

買った時には大きな出費だと思っていたが、今となってはいい買い物となった。

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